五個荘・外村繁邸は、五代友厚の自宅という設定で多くの場面が撮影されていますが、ここでは六つの内、四場面の撮影した場所を紹介します。
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一つ目は、友厚と豊子が一緒に竹の絵を描いている場面
二つ目は、豊子が算盤を弾いて帳簿をつけ、書類が山のようにつまれている場面
三つ目は、五代が家の権利書を取りに帰り2階に上がる階段の場面
四つ目は、才助が大怪我をした社員を連れて帰ってきた玄関の場面
ロケ地に採用された外村邸は主に木綿を扱う近江商人の代表的な商家の一つで、五代友厚が大阪を復興させた後には多くの近江商人が大阪を目指し会社を設立しました。この地を五代邸に設定したことは誠に相応しい選定であったと思う。
当時の五代邸は1,500坪の広大な敷地に友厚が亡くなる10ヶ月前に新築された建築木材にこだわった相当豪華な自邸であったようです。また、敷地内には弘成館の建物も同時に新築されていました。現在は日本銀行大阪支店となっています。
1つ目、友厚と豊子が一緒に竹の絵を描いている場面
豊子「あなたには必要です。心を穏やかにする時間が」
五代「・・・・」
五代の手に自分の手を添えながら、筆を動かしていく。

二つ目、豊子が算盤を弾いて帳簿をつけ、書類が山のようにつまれている場面
通夜の棺が置かれていた部屋と同じ場所に設置

三つ目、五代が家の権利書を取りに帰り2階に上がる階段の場面
豊子「お帰りになってたんですか?」
五代「この家の権利書は何処じゃ?」

四つ目、才助が大怪我をした社員を連れて帰ってきた玄関の場面
尚、通夜の日に伊藤博文が挨拶した最初の場面でもあります。


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