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  • 執筆者の写真川口建

五代友厚展・図録(4) 世界地図から読む五代家の環境


a4-1世界地図から読む五代家の環境➀
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a4-2世界地図から読む五代家の環境➁
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a4-3世界地図から読む五代家の環境➂
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五代友厚は鹿児島城ケ谷で生まれた。幼名は徳助、又は才助。2015年に大阪で発見された世界地図は、城ケ谷の地で兄・友健によって模写された。

発見当時、鹿児島県知事公室政策調整課の吉満庄司氏によって、父・秀堯の添書き(趣意書)を読み取ることで友厚の開明性が育まれた家庭環境を解明されている。

吉満氏は『多くの伝記では「才助(友厚)が世界地図を2枚模写した・・・・」とあるが、誤伝であるが、幼いながらも兄たちが1ヶ月かけて模写に遭遇する姿を見ていたはずである。さらに、この世界地図は五代家に所蔵されていたのであり、たとえ自分が模写したのではないにしろ、毎日これを眺めながらまだ見ぬ海外に目を向けていったということは想像に難しくないであろう。そういう意味では、本資料は五代友厚に大きな影響を与えた世界地図であると言っても過言ではない』と分析されている。

また、併せて、これまでの伝記等に見える誤伝を指摘、修正され、世界地図の歴史的な重要性と共に、価値ある研究としてまとめられている。(鹿児島史学2016年第62号論文より)


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