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  • 執筆者の写真川口建

織田作之助の生誕107年神事に参列

更新日:2020年10月26日

織田作之助は五代友厚を「秀吉以後の、いや少なくとも明治の大阪の指導者として、開発者として、五代の右に出る人は一人もいないはずだ。比較し得る人もいない。・・・・・・」と言って、五代の事績を高く評価している。( 織田作之助 小説家 (1913~1947))


10月24日、オダサク倶楽部主催で大阪生国魂神社で執り行われた。日本を代表する小説家の一人。偉人を尊敬し、その心を後世に伝えていく、大事な事だと思います。

織田作之助は五代友厚に関しいくつかの単行本評伝を書いている。写真を掲載しましたが「五代友厚」と題した本を2冊出版している。

他にエッセイも書いている。 一つは、昭和18年(1943)に錦城出版社から出た『「随筆大阪』に「五代友厚と大阪」がある。

もう一つは、昭和17年(1942)1月号の松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)の社内誌『ナショナル経営資料』に「実業界の恩人を偲ぶ・五代友厚」と題し、随想を寄せている。当時、日本を代表する経営幹部は五代の実業家精神に相通ずるものを感じ取ったのであろう。また、記事中に当時の五代友厚人気を反映し、大阪角座で五代友厚劇が演じられ盛況が伺える写真が挿入してある。興味深い。






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