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堺事件から158年の時を経て「堺事件ー平和を築くための国際理解講座VOL.9」ご案内

  • 執筆者の写真: 川口建
    川口建
  • 27 分前
  • 読了時間: 2分

 慶応3年(1867)10月14日の徳川慶喜による大政奉還のあと、同年12月9日の王政復古クーデタを経て、新政府が誕生します。明けて慶応4年(1868)早々、立て続けに三件の外国との間で殺傷事件(まとめて三大渉外事件ともいう)が発生します。三大渉外事件とは、➀神戸事件(1月11日)、②堺事件(2月15日)、③英国公使パークス襲撃事件(2月30日)のことです。・・・詳細は割愛します。


➁の堺事件発生の概要はこうです。

「所用で大坂に来ていたフランス海軍のヴェニュス号艦長ロア少将とフランス兵庫副領事M・ヴイヨーの2人が、2月15日早朝、大坂の宿を出て、堺港から兵庫に行くために大坂と堺の境界にある大和川の大和橋に着きました。2人は堺港でフランス海軍の出迎えの小型船に乗る手はずになっていました。ところが、土佐藩の堺警備隊は大和橋に来たフランスの要人2人と大坂外国掛の付添いとを追い返しました。

午後3時ごろ堺港に、出迎えの海軍小型船が来ましたが、要人2名が現われないので、仏兵たちは埠頭に上陸して待機。そこへ土佐兵の集団が現われ、上陸している仏兵の一部を拘束しようとしました。非武装の兵士たちが小型船へ逃げると、土佐兵たちは銃撃を開始。水中に逃れた者たちへも銃を乱射し、仏兵11人が死亡し、5人が重傷を負いました。」『開学の祖 五代友厚小伝 著者八木孝昌より』


 この痛ましい事件で犠牲になった仏兵11名と土佐兵11名(妙国寺で切腹)の供養のため、記念式典:法要と平和を築くための国際理解講座を開催します。

参加ご希望の方はチラシをご参照の上、事務局宛てに申し込みください。


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